フランス



2023年5月8日から施行される感染症法にて、新型コロナウイルスは季節性インフルエンザと同じ「5類」へと移行することになりました。それにともなって、3年にわたって行われてきた水際対策(入国制限)は、それにさきがけて4月29日に終了することになりました。

エールフランス航空、東京/成田〜パリ線の運航計画を変更

エールフランス航空は、東京/成田〜パリ線の運航計画を変更した。パリ発のAF276便は、8月31日までは月・火・金・土・日曜の週5便、9月1日から16日までと10月16日から29日までは月・金・土・日曜の週4便、9月17日から10月15日までは月・金・日曜の週3便を運航する。東京/成田発のAF275便は翌日となる。9月7日(東京/羽田発翌8日)からは、東京/羽田〜パリ線を週3便で再開することから、東京とパリをあわせて最大で週7便で運航することになる。

■ダイヤ
AF279 東京/羽田(12:05)〜パリ(19:45)/月・木・土(9月8日〜10月29日)
AF272 パリ(13:45)〜東京/羽田(10:00+1)/水・金・日(9月7日〜10月28日)
AF293 東京/羽田(00:35)〜パリ(08:35)/ 10月10日のみ
AF274 パリ(23:10)〜羽田(20:10+1)/ 10月8日のみ

EUへの渡航に2022年末までにエティアス(ETIAS)導入

時期はまだ2022年・年末とされており、未定ですが、EU連合に加盟している26か国への渡航は、ETIAS(エティアス)が必要となります。アメリカ旅行に必要なESTA(エスタ)やカナダアメリカ旅行に必要なeTA(イータ)と同じ役割を果たすもので「事前渡航認証システム」を意味します。
現在のところ今回紹介する「人気渡航国で入国制限が解除されている国」の中ではEU以外のイギリスやアイルランドは対象外となる予定ですが、EU加盟国とイギリス、アイルランドを合わせて旅行する方は、申請開始となれば取得の必要があります。2022年8月26日現在は不要です。

エールフランス 2022冬スケジュール、成田・羽田・関西3路線を継続

2022冬スケジュールの日本路線を成田、羽田、関西発着の3路線を継続して運航します。エールフランス航空は9月7日(水)から、 羽田/パリ線の直行便を週3便で運航し、冬スケジュールは週5便に増便します。現在、成田に週5便、関西に週3便を運航しており、10月30日以降の日本路線は計週13便です。エールフランスは現在、成田・関西発は主にアラスカを経由する北回り、パリ発は中央アジアを経由する南回りで運航しています。機材は成田線はボーイング777-300型、関西線はボーイング787-9型です。なお、再開する羽田線は787-9を使用する予定です。

■エールフランス 日本路線冬スケジュール(2022年10月30日~2023年3月25日)
<成田/パリ線>
・787使用時
AF275便 成田 10:55 / パリ 17:30 (月・火・水・木・土)
AF276便 パリ 11:45 / 成田 09:10(翌日) (月・火・水・金・日)
・777-300使用時
AF275便 成田 10:55 / パリ 17:50 (月・火・水・木・土)
AF276便 パリ 11:25 / 成田 09:10(翌日) (月・火・水・金・日)
<羽田/パリ線>
AF293便 羽田 22:50 / パリ 05:45(翌日) (月・水・金・土・日)
AF274便 パリ 23:35 / 羽田 20:50(翌日) (火・木・金・土・日)
<関西/パリ線>
AF291便 関西 11:45 / パリ 18:40 (月・木・土)
AF292便 パリ 12:50 / 関西 09:45(翌日) (水・金・日)

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フランス出発前に必要だった新型コロナの手続きが撤廃されました【22年8月1日〜】

2022年8月1日より、フランス入国時の水際措置が撤廃され、フランスへの渡航者はフランス(本国および海外領土)到着前に必要だった、新型コロナウイルス感染症対策の手続きがなくなりました。つまり、ワクチン完全接種証明書や陰性証明書を提示が不要になりました。

1.出発国・地域にかかわらず、衛生パスの提示は求められません。
2. 旅行証明書(「やむを得ない理由」)も一切求められません。
3. 感染していない旨の宣誓書や、フランス到着時に抗原検査または生物学的検査を受ける旨の誓約書の提示が必要がなくなりました。

フランス本土とフランス海外領土間の移動についても同様です。フランス(本土および海外領土)から他国を訪問する際も、旅行理由証明書や出国証明書をフランス当局から求められることはありません。フランス入国時の手続きは無くなりましたが、日本への入国・帰国時には、引き続き出国前72時間以内に取得した陰性証明書の提示が求められます。

参照:  在日フランス大使館

2022年6月1日からの水際対策含めた日仏間の最新往復渡航情報

フランスはその国の状況によって海外の国または地域を「緑」「オレンジ」「赤」の3つに区分しています。日本は、もっとも軽度である「緑」です。「緑」の場合は、次のようなルールです。

【日本からフランスへの入国ルール】■ワクチン接種済の場合
・渡航にあたっての特別な理由: 必要なし
・搭乗にあたっての検査: 必要なし
・到着にあたっての検査: なし
・到着後の隔離: なし■ワクチン未接種の場合
・渡航にあたっての特別な理由: 必要なし
・搭乗にあたっての検査: 72時間以内のPCR検査または48時間以内の抗原検査の陰性証明、もしくは新型コロナに罹患した際のPCR検査または抗原検査の11日以降6カ月以内の陽性証明。
・到着にあたっての検査: なし
・到着後の隔離: なし

ワクチン接種済であれば、検査などは特に必要なくフランスへ入国できます。フランスを出入国するにあたって特別な理由も必要ありません。

【フランス入国に際してのワクチン接種済の条件】

1. 2回接種型ワクチン(ファイザー/コミナルティ、モデルナ、アストラゼネカ/バキスゼブリア/コビシールド)を2回接種後7日以上、または1回接種型ワクチン(ジョンソン&ジョンソン)を接種後28日以上経過していること。

2. 世界保健機関(WHO)緊急使用リスト掲載されているものの、欧州医薬品庁に認められていないワクチン(コバクシン、シノバック/コロナバックまたはシノファーム/BBIB-PveroCells)を2回接種後、mRNAワクチン1回を追加接種後7日以上経過していること。

3. 上記に加え、2月1日以降、接種完了と認定されるには、18歳以上の全ての渡航者は、最終接種後、9カ月以内に追加的にmRNAワクチン(モデルナまたはファイザー)を接種する必要あり。

ワクチン接種済または未接種どちらでも、「欧州デジタル式旅客位置情報フォーム(dPLF)」の記入が必須です。これは、フランスに渡航するすべての人が入力しなければいけない書面で、オンラインで申請 できます。空港での搭乗待ち時間などに記入しておきましょう。記入を忘れた場合は飛行機内などで紙のものを頂けます。

フランスへの出発当日は、パスポートなどに加えてワクチン接種済の人は「新型コロナワクチン接種証明書」を忘れずに!

【フランスから日本へ行く時場合】

日本は、オミクロン株に対する状況を踏まえて、海外の国や地域を「赤」「黄」「青」の3つに区分しています。その区分に応じて日本入国の際に水際対策が行われています。フランスからの入国は、もっとも軽度である「青」です。「青」の場合は、次のようなルールです。

【フランスから日本への入国ルール】
■出発前出国前72時間以内に実施する検査証明書(陰性証明書)、MySOSアプリのインストール、健康フォローアップ、誓約書、質問票Webなどの記入が引き続き必要です。

■日本入国時
ワクチン3回目接種の有無によらず、入国時の検査は実施されません。入国後の自宅等待機もありません。

出国前72時間以内に実施する検査証明書とは、どういうものを指すのでしょうか。これはPCR検査による陰性証明のことで、厚生労働省はその検査結果を、原則として厚生労働省が定めるフォーマットに記載してもらうことを求めています。ただし、その所定のフォーマットへの記入が難しい場合は、それ以外のフォーマットでも可としていますが、定められた検査方法と違う、または項目について記入漏れがあると、いくら陰性であっても証明書としては有効になりません。所定のフォーマットは各国語に訳されたものが厚生労働省のサイト からダウンロードできます。検査証明書へ記載すべき内容や指定されている検査方法についても、厚生労働省のサイト をご覧ください。

日本の所定のフォーマットに記入することに慣れている検査機関のリストが在フランス日本国大使館のサイト に載っていますので、検査場所に迷っている人は参考にしてみてください。8633.jpg

検査証明書を取得できたら、出発前に「ファストトラック」と呼ばれるスマホのアプリ「MySOS」を使ったシステムから、事前にオンライン提出できます。MySOSのダウンロード方法や使い方については、厚生労働省のサイト に詳しい説明があります。これらが整ったら日本行きへの準備は完了です。ただし、出国72時間前検査の時点で陽性が出た場合は、飛行機へ乗ることができませんので、そのリスクも含めて旅行計画を練ることをおすすめします。

フランス国内での過ごし方

フランス国内では、2022年5月16日から公共交通機関のマスク着用義務が解除されました。それより以前から、飲食店など屋内公共スペースでのマスク着用義務は解かれていますので、現在マスク着用が必要な場所は、医療機関などのみとなりました。

一般的な旅行時において、マスクが義務となる場面は通常ありません。ワクチンパスも現在は運用が停止されています。

参照: 在フランス日本国大使館 、厚生労働省 、在日フランス大使館

 

 

 

 

 

 

 

 





     

芸術の都市「パリ」を中心に文化が華やいでいる国 、アートやオープンカフェなどおしゃれな国です。一度はいかがでしょうか。


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