マレ-シア

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マレーシア政府、5月1日入国分から規制緩和。入国条件はコロナ以前のものを適用
マレーシア政府は、5月1日入国分から入国時や滞在中の規制を緩和することを発表した。4月1日から誰でも入国が可能となり、入国条件はコロナ以前のものを適用している(日本国籍であれば90日以内の観光・商用目的はビザなしで滞在可能)。なお、入国には6か月以上のパスポート残存期間と往復の航空券が必要となる。ワクチン接種については、種類と年齢と回数により「完了」の定義が異なる。未完了となった場合は未接種者同様入国後5日間の隔離が必要で、4日目にRT-PCR、または5日目に迅速抗原検査(RTK-AG)を受け、陰性の場合は隔離が終了となる。陽性となった場合は、追加で5日隔離が必要。なお、ワクチンは接種後14日以上経過することで完了とみなされる。入国前陰性証明書については、ワクチン未完了者のみRT-PCR(スワブ)検査が求められる。13歳以上のワクチン接種完了者は、マレー半島のみ、入国後の迅速抗原検査は不要。サバ州・サラワク州へ旅行する人は、従来の条件に従う必要がある。ワクチン未接種・未完了者の入国後隔離は、指定の隔離施設はないためホテルなどで行なうが、ホテルによってはワクチン未接種・未完了者の宿泊を認めていない場合があり、事前に確認することが求められる。なお、親と同行するスマホを持たない子供などは、「同行者」として追跡アプリ「My Sejahtera」に登録できる。アプリ内の「Manage Dependants」から追加可能となっている。入国後については、入店・入館時のアプリでのチェックインが不要となるが、混雑した場所へ行く際やハイリスクな人と接触する際にはマスク着用が推奨されている。また、滞在中に陽性になった場合、原則として7日間の隔離となるが、4日目に医療機関での抗原検査(RTK-AG)を受けて陰性が確定すれば、隔離が終了する。
2022年5月1日より入国規制緩和のご案内
◎入国可能な方
4月1日よりどなたでも入国が可能となり、入国条件はコロナ以前のものが適用になります(日本国籍の方は90日以内の観光・商用目的はビザ無しで滞在が可能です)。
※入国には6か月以上のパスポート残存期間と往復の航空券が必要です。
◎入国に必要な書類/入国前後検査&隔離の有無
○:必要 ×:不要
年齢とカテゴリー | 13歳以上の 接種完了者 |
12歳以下の 子供 |
13歳-17歳の接種未完了者 | 18歳以上の 接種未完了者 |
出国2日前以内のRT-PCR(スワブ)検査 | × | × | ○ | ○ |
入国後24時間以内の迅速抗原検査 | × | × | ○ | ○ |
My Sejahtera アプリインストール | ○※1 | ○※1 | ○※1 | ○ |
My SejahteraでPre Departure Form入力 | ○※1 | ○※1 | ○※1 | ○ |
海外旅行保険加入義務 | × | × | × | × |
ワクチン証明書(アプリ取り込みと書類) | ○ | △※2 | × | × |
入国後隔離 | × | × | × | 5日間 |
※1 スマホを持たない子供は大人の同行者として登録
※2 ワクチン接種している場合は取り込み
※My Sejahtera アプリの登録方法はこちら
※サバ州、サラワク州の入境に関しては両州からの発表をお待ちください。
各州参照サイト:
サバ州の条件はこちら
サラワク州の条件はこちら
「ワクチン接種完了」とは
18歳以上のワクチン接種完了ステータス表
ワクチンタイプ | 接種回数 | 18歳-59歳 | 60歳以上 |
シノバック シノファーム |
2回接種 | 未完了 | 未完了 |
3回接種 | 完了 | 完了 | |
ファイザー モデルナ アストラゼネカ コヴァクシン コビシールド ノヴァヴァックス スプートニクv |
2回接種 | 完了 | 未完了 |
3回接種 | ブースター接種済 | 完了 | |
カンシノ ジョンソンエンドジョンソン スプートニク・ライト |
1回接種 | 完了 | 未完了 |
2回接種 | ブースター接種済 | 完了 |
- 2回接種型ワクチン(ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・コヴァクシン・コビシールド・ノヴァヴァックス・プートニクv)に関しては2回目接種後14日以上経過している者
- 60歳以上(ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・コヴァクシン・コビシールド・ノヴァヴァックス・プートニクv接種対象者)はブースター接種を受けてない場合、ワクチン接種完了者とみなされませんのでご注意ください。
- 1回接種型ワクチン(カンシノ・ジョンソンエンドジョンソン・スプートニク・ライト)に関しては接種後28日以上経過している者
- 入国前陰性証明書について
ワクチン未完了者のみRT-PCR(スワブ)検査が必要です。 - 入国時迅速抗原検査について
13歳以上のワクチン接種完了者に関しては入国後の迅速抗原検査は不要です。
※マレー半島のみ。サバ州・サラワク州へご旅行される方は現時点では発表されていませんので、従来の条件に従ってください。 - ワクチン未接種、未完了者の入国後隔離について
指定の隔離施設はありませんのでホテル等で隔離が可能ですが、ホテルによってはワクチン未接種・未完了者の宿泊を認めていない場合がありますので、必ず事前に宿泊ホテルへご確認下さい。 - 海外旅行保険について
海外旅行保険の加入は義務ではありませんが、現地での医療費は自費となりますので、海外旅行保険の加入をおすすめします。 - 追跡アプリ「My Sejahtera」について
親と同行するスマホを持たないお子様等は「同行者」としてMy Sejahteraへ登録が可能です。アプリ内「Manage Dependants」から追加をお願いします。
※同行者として登録される場合、スマホを持つ方から離れて入店、入場は出来ませんのでご注意下さい。My Sejahtera アプリの登録方法はこちら
マレーシア到着後
- 入国後24時間以内の病院での迅速抗原検査(RTK-Ag)
対象者のみ(13歳以上、ワクチン接種未完了の方のみ必要) - 入店・入館時のアプリでのチェックイン、ワクチン証明書の提示について
2022年5月1日から、入店・入館時のチェックインは不要になります。またアプリ上に「High Risk」 「HSO(Home Surveillance Order)」が表示されていなければ、ワクチン接種完了・未完了に関わらず原則入店・入館が可能になります。 - マスクの着用について
5月1日からマスクの着用は原則室内・屋内のみ求められますが、屋外でも混雑した場所やハイリスクの方との接触にはマスク着用をおすすめします。
マスク着用義務場所 例)屋内:会社内、ショッピングモール、エレベーター、バスや鉄道やタクシー、学校の教室内 - 滞在中陽性になった場合
原則として7日間の隔離となりますが、4日目に医療機関での抗原検査(RTK-AG)を受け陰性が確定すれば隔離が終了します。
- 検査で陽性となった場合は隔離施設へ移送されます。(ワクチン接種完了者は5日、未完了者は7日)
マレーシア出発
日本帰国の場合、マレーシア出発72時間前にPCR検査が必要です。
- 日本帰国時には日本政府所定の検査証明書があります。あらかじめダウンロード印刷してご準備ください。厚生労働省のWebサイト検査証明書の提出についてをご確認ください。
- 厚生労働省所定フォーマット対応可能クリニックを一部リストしております。帰国前 PCR 検査を実施している病院(抜粋)リストはこちら
- この入国制限緩和措置は今後、変更・追加点等生じるおそれがある旨ご了承ください。
- 情報は予告なしに変更となる場合がありますので、必ず最新情報をご確認下さい。
My Safe Travel(入国関連情報)はこちら
【マレーシア】JAL、24日からKL—成田線を週5便に増便
日本航空(JAL)は、マレーシア・クアラルンプール—成田線の運航を、4月24日から5月末まで週5便に増便する。同路線では現在、火・木・金・土曜の週4便を運航しているが、24日以降は日曜にも1便運航する。運航ダイヤは、JL724便が午後10時50分にクアラルンプール発、翌午前6時45分に成田着。JL723便は午前11時20分に成田発、午後5時45分にクアラルンプール着となっている。
4月1日から新型コロナウイルスワクチンの接種を完了したと認められなくなる人についても、飲食店での店内飲食や商業施設の利用などを制限しない方針。4月1日からワクチン接種を完了したと認められなくなるのは、60歳以上で追加接種(ブースター接種)を受けていない人と、18歳以上で中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製または中国医薬集団(シノファーム)製のワクチン接種を2回受けたが、ブースター接種を受けていない人。また、国内では現在、飲食店や商業施設などに入る際に、マイスジャテラでQRコードを読み込み、行動履歴を記録する必要があるが、これも廃止する予定を示している。
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現在の入国規制については、ビザなしの観光客についてはトラベルバブルを利用したランカウイ島のみ入国可能であることを説明。14日以内の短期商用については、事前に行程表を提出する必要があるとした。ともに入国後の隔離は必要ないという。なお、ビザがある場合は入国後隔離が必要で、日数はワクチンの接種状況により異なる。ランカウイ島のトラベルバブルはワクチン2回接種完了者が対象。出発48時間前までに取得した陰性証明書を用意し、観光省が認可したツアーオペレーター経由で予約し、滞在中1グループにつき1人ガイドをつける必要がある。最低滞在日数は3日以上で、8日目以降、またはブースター接種済みの場合は5日以降に島外に移動できる。海外旅行保険について、これまではコロナウイルスの治療費用が8万米ドル以上含まれるものに加入する必要があったが、2月17日から5万米ドルに引き下げられた。さらに、3月3日からは滞在中のPCR検査が不要になったといい、「滞在中の負担と出費に関して軽減されることになる」と喜びを示した。ただし、日本帰国時の水際対策として、出国前72時間以内の検査結果を提出する必要があるため、忘れないよう注意する必要がある。